「築年数が古いビルだけど、どうやって売却を進めたら良いのだろう?」

このようなお悩みを抱えた方からのご相談内容をご紹介します。

□築古ビルを売却した家主さんの状況

40年前に父親が自身の資産形成のため、近くの工務店で自己所有のビルを建ててもらいました。
そこから十数年間は順調にテナントが入り、家賃収入を得ていました。
しかし、ここ数年はテナントが決まり難くなり、維持費や管理費が負担になってきたのです。
更に追い打ちをかけるように、2年前に父親が亡くなりました。そこで母親と自分が相続をして管理をすることになったのですが、母親は体の調子が良くなく、自分も仕事が忙しいので思うように時間が取れません。
そこで、ビルを売却しようかと考えるようになりました。

 

□家主さんが所有する、相続した築古ビル売却で解決したかったポイント

  • 負担になっている維持費や管理費

ビルを所有しているだけで維持費や管理費がかかります。
テナントが多く入っていた頃は安定した賃料収入があり、余裕があったそうです。
しかし、近頃は空室が多いため、赤字状態が続いていました。
また今回のお客様は、定期的にビルを訪れて状態を確認することにも大きな負担を感じていたのです。

  • すぐに売却したい

前述の通り、ビルの保有には維持費・管理費がかかり、賃料収入も少ないのですぐにでも売却したいということでした。
お客様曰く、「父親の残した資産もあまりありませんし、母親の病院代もかかります。
また、自分には家庭があり、自身の出費があるので余裕がありません。
できるだけ早くビルを売却して、面倒なことから解放されたいと思っています。」

  • テナントがまだ残っている

ビルの売却を考えるときに悩まれているのが、残っているテナントに関してです。
テナントとは契約を結んでいるため、ビルを売却する際にどうすれば良いのか、正直分からないということでした。
立ち退きを求めた方が良いのかともお考えでしたが、慣れない交渉がうまく進むとは限らず心配だったため、まずは不動産会社にお願いしてみようと思われたそうです。

  • ビルが古くて売却先が見つからない

このお客様は、はじめはインターネットで見つけた不動産会社に相談し、広告を出してもらって売却先を探してもらいました。
しかし利用した不動産会社は仲介業者で、ネットなどにも掲載してもらい買い手を探したのですが期待していたような反応はなく、半年経ってもビルの売却先は見つかりませんでした。

これは、ビルが築40年を超える古い物件であること、修繕が必要な箇所が目立つこと、テナントが少ないので収益率も悪いためだと思われます。
また、最初に行かれた不動産会社が仲介業者であったため、収益物件としての買い手探しに終始してしまった事も要因の一つです。

なかなか買い手が見つからないため、ビルの修繕工事をしてから売りに出そうかとも考えられたそうですが、大規模な修繕をしても、それで買い手が見つかるか分からないことに加え、売れずに経営を続けることになったとしても、かけた費用がいつ回収できるか、そもそも修繕によってテナントが入るかもわからないという話を耳にし、躊躇しておられました。
もし、大きな修繕やリフォームをしてテナントが入ったとしても、古い物件なので賃料の大幅な上乗せは望めません。
これらの場合、ビルの補修や修繕に使ったお金を丸々借金として抱え込んでしまうケースも多いので注意が必要です。

最終的には、現状のままでビルを売却してしまうのが良いのではないかという結論に至ったそうですが、仲介業者を通して買い手を探していたのに見つからなかった経験から、どうすれば良いのか一層分からなくなっていたということです。

 

□家主さんが相続した築古ビルの売却に至った解決方法

なかなか売却先が見つからず、友人にも相談をしながら進めていたところ、築年数が古い物件を専門に取り扱う不動産会社を紹介してもらいました。
それが「日成開発」だったのです。
開発に相談しようと思った理由は3つあります。

1つ目の理由は、仲介業者ではなく築古不動産専門の買取業者なので、不動産会社に直接買い取ってもらえます。そのため仲介手数料もかからず、査定・買取までの流れがスムーズなことです。
自分は仕事が忙しく、母親は体調が優れないため、ビルの管理や売却先探しにこれ以上長い時間をかけられません。
また、売却までの期間が長ければ長いほど、維持費がかさみます。
しかし、すぐに買い取りをしてもらえれば、これらの心配から解放されるのではないかと思いました。
最初は分かっていなかったのですが、不動産売却時の仲介手数料の額は結構大きく、直接買い取りだと仲介手数料が不要ということで、その違いも大きいと感じました。

2つ目の理由は、建物が古いこと、修繕が必要なこと、テナントがあまり入っていない物件でもそのままで買い取りしてもらえることです。
自分の所有しているビルは築40年を超えていて、仲介業者を通して売却先を見つけられなかった経験があります。また、古い物件なので査定してもらっても価格がほとんど付かなかったことや、査定を断られたこともありました。
しかし、日成開発ではそのような状況でも相談に乗っていただけたのです。

3つ目の理由は、テナントが入ったままの状況でも売却に応じてもらえるからです。
日成開発では、入居者がいる状態でもビルを買い取ってもらえます。
満室に近い状態でしたら収益物件として買い手が見つかったのかもしれませんが、私の所有しているビルの場合はそうではありませんでした。建物が古く修繕が必要なことに加え、空室ばかりで収益の見込めない物件だったのです。
そのような状態でも現状のままで買い取ってもらえるということで、一気に肩の荷が下りたような気持ちでした。

□相続した築古ビルを売却できた家主さんからの感想

ビルを売却するまでは、維持費と管理費のことや建物の管理も大きな負担に思っていました。
また、具合が悪い母親に余計なストレスをかけてしまうことも心がかりでした。
ビルを売却した後は、ビルについて考えなければならない時間が無くなり、煩わしさから解放された気分です。
築年数の古い不動産の売却について悩んでいる方は、日成開発に一度相談してみることを強くおすすめします。

築古不動産の売却のご相談は…

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